なんだか、
「本当に付き合ってるみたいだね」
雰囲気がこの間よりも柔らかいし
「えっ‥‥そ、そうかな」
レナちゃんが少し顔を赤らめ
「何言ってんの」
シュウが不機嫌そうな声を出す。
そして、ゆっくりとレナちゃんを引き寄せてピトッと頬をくっつけて
「付き合ってるんだから、普通でしょ」
シュウのその行動に驚いたのはレナちゃんだけじゃなかった。
自分でもびっくりするくらい、俺も驚いていた。
め、珍しいなシュウがここまでするなんて‥‥
「ごめんごめん。悪かったよ、シュウ。だからそろそろ離してあげな?レナちゃん失神しちゃうよ」
レナちゃんの顔はゆでダコ状態。

