わたし、瑞花(ミズカ)には

幼なじみで好きな人がいる。




「よし……バッチリ!」


「瑞花ー、愁也くん来てるよー?
早くしな~」



わたしが鏡の前で最終チェックをしていると、

廊下からお姉ちゃんの声が聞こえた。



少しだけドアを開けられ、お姉ちゃんが顔を覗かせた。


わたしの2個上、高1の美人さん。



お姉ちゃんは、ニヤッと笑って呟いた。



「愁也くんにバレンタイン渡すんでしょ?
頑張りなよ~」