憧れの後輩君

「あの、部長・・・・・・」


部員達を眺めていると、誰かに不意に話しかけられた。


「ん、あ、こ、高坂か。ど、どうした?」


振り返ると、ドリンクの入ったカップを持っている高坂。


びっくりした・・・・・・。


「部長もどうぞ」


「あ、ああ。すまない」


何だ、今までこんな事なかったのに。