悪魔の彼に目を付けかれた私 中学篇



「ちょ、ちょっと落ち着いてよ。」




落ち着いてられるかーっ!

だって、だって、あいつは、あいつは!




「そっか、高宮さんは淳也のこと好きだもんね。」




と、ニヤニヤする真田君。




「好きじゃない!」




あいつのせいで、あいつのせいで私の中学人生は最悪になったんだから!




「まぁ、体育館にいこう?」




……流された?
今、確実に流されたよね?