「じゃあ、お先に。」
バスケ部は一位でバトンが渡った。
「優ちゃん!」
「任せて!」
負けるもんか!
絶対にこいつだけには!
『早い!
吹奏楽部、高宮さん、早い!
ぐんぐんと追い上げる』
俺に勝つ自信がない?
ふざけんな!
ほ〜らどうする、常盤君?
もう貴方の背中を捕まえたわよ?
『おっとー、なんとバスケ部と吹奏楽部の一騎打ち!
勝つのはどっちだ!?』
なんなの?
いくら走っても走っても常盤君に追いつかない。
これが運動部と文化部の違い?
『最終コーナー!
ゴールまであと100メートル!
さぁ、どっちが先にゴールするのか!』
悔しい。
悔しい!

