教官室の前で一呼吸。 フー…… よし? 『コンコン』 「失礼します、高宮ですけど。」 「おぉ、来たな。 入って来い。」 「はい…。」 教官室にはジャージ姿の杉浦がいた。 「あの、話とは。」 「あぁ、実はな。」 と言って引き出しをあさくる。 「お、あったあった。 このプリントを常盤に届けてほしいんだ。」 「は!?なんで私が!」 杉浦に渡さられたプリントはまさに部活のプリントだった。