担任の話しが、やっと終わった。

やれやれ……。

長かった。


『少し、待ってろ!』

そう言って担任は、部屋をあとにした。



金髪の男の子と、目が合う──


なんとなく、気まずい


──ガラガラ──

担任が戻ってきた。

手には、黒髪スプレー


『今日は、これでもするように!』


『嫌だよ!』

絶対、嫌!!

こんなのするくらいなら、帰る!!