「るいらしくねぇな どうした?」 いっくんが、そう言って目を見る。 「なんもない… ごめん、進めて…」 うちらしさって、なんだろ…… うちは、なんのために生まれてんだろ… なんのために、この世に居るんだ、? 死にたい、死にたい、死にたい… そう思ってると 悠真君がうちの、手をぎゅっと握ってきた なにしてんの、こいつ うちが離そうとしても、ぎゅっぎゅっと にぎりしめる、、 どきんっ、どきんっ、 なにこの鼓動… 胸がきゅーっと、しめつけられる… わかんない、