幼なじみの恋愛事情。

「………あ、」



気付けばもうナオとあたしの家の前。
ああもうなんでこんなに時間が過ぎるのは早いんだろう。



まだこの手を離したくない。


未練がましくきゅっと手を握る力を強くした。



「…奈々。」



ああほら、わがまましちゃダメだ。
ナオを困らせてしまう。