だんだん景色が変わってきた。 そして車が止まり鈴野くんが 車から降りたので私も降りた。 けど、木がたくさん生えてて どこかの公園みたいなところだった。 「鈴野くん… ここはどこ?」 私があたふたしていると 良くんはいたずらっぽく笑って 指を口にあてて 「秘密。」 と言った。 「えぇ!?」 私が驚いていると… 彼は私の手を持ち引っ張りながら 「まぁ着いてのお楽しみ、」 と昔と変わらない笑顔で言った。