千万本のチューリップを君に捧げる


目の前には、数えることさえできない無数のチューリップ。

「さ、悟くん・・・これどうしたの?」

「千万本のチューリップ。あ、それともダイヤが良かったかな?それとも・・・」

気づくと、悟の胸に美由紀が飛び込んでいた。

「う、う、こんな時に冗談やめてよね?」

「美由紀さん・・・。」

美由紀にとって、どんな宝石よりも嬉しかった。きっと比べ物にならない。

「最高だよ?悟くん。」


そして、結婚式は幕を閉じた。