父さんの頭の中を覗いてみたいよ・・・。 これじゃ参考どころか余計に悩む羽目になった・・・。 時間も減ったわけだし。 もういっそこのままあのお年玉は貯金の道なのか・・・。 「はぁ・・・」 「あ」 俺がため息をつくのと、父さんがおそらく何かを思い出したのは、多分同じタイミングだった。 チラリと父さんを見ると「あった」と言ってニヤケた。 「ウソだ。さっきは思い出せなかったのに、そんな急にさ」 「バッシュだよ」 父さんの口からこぼれたその言葉で俺の心が揺れた。