まぁ、あながち間違ってはない。 「いや、勉強する前にちょっと」 「ん?」 父さんがネクタイを外しながら、ソファーに座っている俺に「どうした?」と首をかしげた。 よし。 「あのね、父さん」 俺はちょっとだけ身を乗り出す。 「なんだ」 「父さんが中学のとき、お年玉で何か買った?」 ・・・なぜか家の中が一気に静まり返った。