またそうやって笑う。 「俺は子供だろ」 「あぁ、可愛い俺たちの子供だよ」 「かっ、可愛いとか男に向かって、!?」 一瞬何が起きたのかわからなかった。 目の前に出されたそれが何なのか。 「・・・なんだよ、これ」 「子供、だからな。お年玉だ」 お、お年玉? お年玉って、あのお年玉か? 「あんまり入ってないけど怒るなよ?」 「お年玉・・・」 俺は父さんの手からそのお年玉を受け取り、そっと封を開けた。 えっと、誰だっけ? 確か・・・福沢諭吉? 「え、これ少なくないだろ!」