「え?」 俺は至って普通に返事をしたのに。 だって、そんなこと遠慮する必要なんてないんだから。 「墓参り、行きたいんだろ。俺も行きたいし、会いたいから。・・・花でも買って行ってみるか」 「っうん!」 今まで我慢させていた分、できるだけもう我慢はさせない。 悠里の意見をしっかり聞くよ。 俺と悠里は車で花屋さんに向かって花を買い、琴海の元へ向かった。