でも、悠里は顔を赤くしてまで怒っている。 「なんでここなんだよ」 呆れながらもとりあえず話を聞いてみる。 「男らしい家づくりの一環だよ」 「プラモデルを置くことがか!?」 「そうだよ!」 やっぱり考えは中学生だな。 こんなところで、男らしさを語るのか。 仕方なく机のど真ん中に置くことを許可した。 しばらくしたら飽きてくれるといいんだけど。 「あ、これ」