悠里を不安げに見つめるコトちゃんはしぶしぶといった感じで頷く。 「じゃぁね、コト」 「ばいばい」 小さく手を振るコトちゃんに俺も小さく頭を下げた。 「ありがとうございました」 「はい。じゃぁね、悠里くん、元気でね?」 「はい」 「失礼します」 車に乗り込み、俺と悠里は施設を後にした。