太陽がだいぶ傾いて、もうすぐ沈んでしまうそうな時間。 辺りがオレンジ色に染まり始めたそのとき。 一人の少年が、手に持っていたバスケットボールを落とした。 そしてそのまま・・・俺の元へ走って来た。 「っ・・・」 ドスッと俺に抱きついて、彼は叫ぶ。 「なんだよ!っ、なんなんだよ!ばか、っばかばか!!」 「・・・悠里」 「俺っ・・おれぇっ・・・ やっぱり、いらない子なのかよぉっ・・・っ!」