トキくんは俺に頭を下げて、そのまま隣を通って帰って行った。 そして、この場に残った俺と悠里。 少しずつ、時間が動き始める。 「・・・父さん」 「・・・悠里」 「・・・・・・」 パパ、から父さんへと言葉が少し大人になっている。 もちろん、言葉だけじゃない。 きっと琴海が見ると「かっこいい!」と騒ぐだろう。 モテるんだろうな、学校で。 ・・・琴海、こいつ彼女いるかもな。