「・・・八年ぶりか」 その施設を目の前に、俺の足は止まる。 車でここまでくる分にはよかった。 でも、いざこれを目の前にすると・・・。 「・・・弱いとか言ってらんないのにな」 もうそんな言葉通用しないことはわかってる。 フゥッと息を吐いて、一歩足を踏み出した。 「俺ら、県大会でれるかな」 「練習しだいだろ」 「!?」 俺の少し後方から声がして、とっさに壁の裏に隠れてしまった。