目を開けたそこは、あのレストランだった。 「・・・ここ」 目の前にはあの“ニクジャガ”が残ったままだった。 「・・・戻ってきたんだ」 と、ふと自分の顔に触れてみると、小さな滴が頬を伝っていた。 「・・・ふっ」 「近藤様」 「ぬあっ!?」 いきなり現れた店員に驚いて、思わず変な声を上げてしまった。 それでも、店員は何食わぬ顔で「大丈夫ですか?」と告げた。