そして、ついに限界を迎えた。 それは仕事を終えて、幼稚園に八時ごろに迎えに行ったときだった。 「近藤さん、本当にすみません!」 「いえ、こちらも悪かったんですから」 「・・・周りの保護者の皆さんが、幼稚園は個人の家ではないと言い始めてしまって・・・」 「当然の言葉ですよ。ありがとうございました」 悠里を連れて家に帰り、「はぁ・・・」という大きなため息とともにソファーに腰掛けた。 「パパ・・・先生に怒られたの、ごめんなさい・・・」 「・・・・・・」 「ごめっ、なさぃ・・っ」