お墓と墓地を探して、葬式もちゃんとして、やっと落ち着いたのは琴海がお墓に入ってからだった。 最後に仏壇を用意して、遺影を置く。 遺影の中の琴海は俺の大好きだった笑顔のまま。 「琴海、お帰り」 「ママっ」 悠里が俺の前に来て琴海に挨拶をする。 あれから数日。 俺は悠里とあまり口をきいていない。 朝、昼、晩とご飯の用意はする。 でもそれもとても簡単なものばかり。