俺は病院内に戻り、あいつの姿を探す。 きっと看護師と一緒にいるはずだ。 探し回ってようやく見つけたあいつは、看護師と一緒に絵本を読んでいた。 「・・・悠里」 「パパ!どこ行ってたの?」 タカタカと走り寄ってきた悠里を、俺は一瞬で突き放した。 「近藤さん!?」 「・・・え?パパ?」 自分の頬を押さえて、少し潤んだ目で俺を見上げる息子。 そんな息子に、俺は冷たく言い放った。 きっと、過去と同じように―――。