数分後、あの公園に着いた。
別にさっきのニュースで『誰が』なんて一言も言ってない。
だけど、俺の中はなぜかその答えを知っているかのように焦りまくっている。
そしてただひたすらに願うばかり。
今のこのバカな考えが真実ではありませんように、と。
現場に向かうとそこは人だかりができていて、どうやら救急車は無事に病院へ向かうことができたらしい。
「あの!」
近くにいた人に事情聴取を開始する。
「子供と、母親はどうしてこんな事態に?」
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