la vie belle*素晴らしい人生*


と、ここで時計を見やるとどうやらそろそろお昼時だ。



「コンビに行くか」


「おう」



近くのコンビニが視界に入ったとき、俺の耳に届いたニュース。





どうやら隣で山田が携帯を使って聞いていたらしい。



それがどうしてか、今まで気にならなかったのに、俺の耳に届いてきたんだ。





そう、はっきりと。








『―――A公園で子供とその母親が溺れ、母親が意識不明の重体―――』






・・・A公園?



「これ、あの公園だよな」


キーッ―――