「幸哉!」 「パパ!」 「えっ」 今、俺の耳に届いた二つの声。 一つは琴海だ。 ・・・もう一つは? そっと目をやると、琴海の隣に小さな男の子がいた。 その子は目がクリクリしていて柔らかなブロンド色の髪で、口元や目元が・・・心なしか琴海に似ていた。 ・・・この子は誰だ?