精神が不安定なまま数時間。 隣にいる看護士が「きっと大丈夫ですから」と俺をなだめる。 でもそんな根拠はないだろう?と言いかけた。 でもそこは言葉を飲んで静かに小さく頷いた。 ウィーン―――ッ そしてやっと主治医の先生が手術室から出てきた。 その瞬間俺は先生にすがり付いて「琴海は!?」と叫んだ。 「・・・大丈夫です。麻酔で眠ってますからもう少し待っていてください」