恐る恐る琴海の手が俺のパジャマの裾を握る。




心なしか少し震えている。



緊張、してるんだと思う。





「琴海・・・」



「い、嫌だったらいいの・・・。もうこのまま寝ちゃお?」





俺の少し下から上目づかいで覗かれると俺の理性が狂い始める。



ライトのせいか琴海の目がウルウルとして見える、





ゴクリと唾を飲めば、それに気づいた琴海が優しく笑った。