la vie belle*素晴らしい人生*


「こ、琴海」



「だから、なに?」




「・・・今日は何日だ?」


「え?」




何を言ってるの?という顔で俺を見る。


確かに今ここにいる琴海にとっては、今の時間がリアルなわけで、俺みたいに時間がコロコロ変わってるわけじゃない。




だから今が当たり前なんだ。



それなのに俺が『今日は何日』と聞いたときたら、驚かないわけはないだろう。





「ちょっと、大丈夫?」



両手の茶碗を机に置いて、直後琴海の手が俺のおでこにあたる。