「なぁ、こと・・・っ!!」 琴海の名前を叫ぼうとしたとき、目の前が急に明るくなった。 とっさに目を瞑ればまぶたの裏に琴海の顔が浮かんできた。 でも、その顔は・・・俺が“さいご”に見た琴海の顔。 そしてその琴海の隣に何か、いや、誰かいる。 思い出せそうで思い出せない。 そうしている間に視界が歪んでいく。 そしてまた情景が変わる。