「色々と、だよ」 「ん?」 抽象的なその言葉に、更に頭を悩ます。 色々と、ごめん? 今日あったことを思い返すと、やっとわかった。 「もしかして、コンテストのことか?」 「・・・それもだし、お化け屋敷のことで怒ったり叩いたりしたから」 「ごめんね・・・」と再度謝る琴海に、俺は至って明るく返事をした。 「お化け屋敷のことは俺が悪かったし、コンテストのことは恍が悪かったってことにしとけばいいんだよ」 「でも」 「俺だって謝ることはある」 そう、俺だって。