律儀に鞄に教科書を入れて持ち帰る。 そういえば、琴海は全部教科書を持って帰ってたな。 机の中もロッカーも綺麗だった。 「よしっ、帰ろ」 鞄を閉めて手に持てば、俺の隣に来て一緒に歩きはじめる。 琴海と並んで帰る帰り道。 「疲れたね」 「そうだな。色々あったからな」 「・・・ごめんね」 「ん?何が?」 急に謝られた俺は何が何だかわからない。