『・・・えー、気を取り直してもう一回ちゃんと言う方がいいかな?コホンッ、えー二位は沢村恍!』 いやいや、もうすでに熱は冷めてるわけだし、もうあの黄色い歓声は・・・と思ったそのとき。 「「っキャー――ッ、沢村くーん!」」 女子たちは再び火をつけた。 さっきのあの沈黙は何だったんだ!? 結局叫ぶのかよ! と思ったのは、俺だけではなかった。 ステージ上に立つ男子全員が頭を抱えていた。