何食わぬ顔で「早く!」と急き立てる。 ・・・何が、最後だって? 「恍、話はちゃんとするからさ!とりあえず行って来い!」 待ってましたと言わんばかりに、上機嫌に戻った恍が俺の背中をグイグイ押していく。 もちろんそこは、ステージの真ん中。 「あ!これ!」 その言葉と共に、俺の頭にアレが乗る。 恍を見ると、どうやらそれは恍の頭から移って来たらしい。 「・・・はぁ!?」 俺のステージ中央での第一声は、これだった。