「お、おいおい。だから、勝手にエントリーしたのは」 「俺の質問に答えてない」 「だから、怒ってるんだろ?悪かったって、な?」 「俺がここにいないといけない"理由”を聞いてんだけど」 コクッという音がした。 おそらく恍が唾を飲んだ音だろう。 「・・・はぁ」 「なんだよ」 「わかった。言うって」 スッと恍が口を開きかけたとき、またタイミングの悪い事態が起きた。 『あの、最後なんですけど?』 「・・・は?」 『だから、幸哉くんが最後』 司会役の奴が俺にマイクを向ける。