お式を来週に控える今日、やっと両家の顔合わせをすることが出来た。 あの旅行から帰って以降玲空は海外と日本を行ったり来たりの繰り返しでこの先もスケジュールがびっしり… 「夏目社長、お久しぶりです」 「惣田社長、お元気でしたか?」 「素晴らしい娘さんをうちの息子なんかに頂いて申し訳ない」 「いえいえ、こちらこそこんな娘ですがどうぞ可愛がってやってください」 両家の顔合わせをこれ以上先延ばしにする訳にもいかず、無理やりスケジュールを埋め込んだ。