* * *
その日は土曜日で、明日会社が休みだと言う浩治が初めて私の家に泊まりにきた時のことだった。
私と浩治は2人で仲良く話をしながら、近所のコンビニを訪ねた。
その時間帯は6時を過ぎていたと言うこともあり、店内は部活帰りの学生や会社帰りのサラリーマンやOLたちでごった返していた。
お菓子やチューハイやら、目当てのものを全てカゴに入れて2人でレジに並んだ時だった。
その私たちの前に、同じく男女のカップルが並んでいた。
「ありがとうございましたー」
10代のアルバイトらしき女性店員がカップルの前のサラリーマンの男を見送った。
名札には、名字と“実習中”の札がついていた。
「マジで遅いんですけどー」
カップルの男が店内に響くような大きな声で文句を言い始めた。
男の手には缶チューハイやら缶ビール、お菓子やおつまみ、アイスがカゴ1杯に入っていた。
やっとカップルの順番になった時、
「ちょっと聞こえてんのー?」
男が店員に文句を言い始めた。
その日は土曜日で、明日会社が休みだと言う浩治が初めて私の家に泊まりにきた時のことだった。
私と浩治は2人で仲良く話をしながら、近所のコンビニを訪ねた。
その時間帯は6時を過ぎていたと言うこともあり、店内は部活帰りの学生や会社帰りのサラリーマンやOLたちでごった返していた。
お菓子やチューハイやら、目当てのものを全てカゴに入れて2人でレジに並んだ時だった。
その私たちの前に、同じく男女のカップルが並んでいた。
「ありがとうございましたー」
10代のアルバイトらしき女性店員がカップルの前のサラリーマンの男を見送った。
名札には、名字と“実習中”の札がついていた。
「マジで遅いんですけどー」
カップルの男が店内に響くような大きな声で文句を言い始めた。
男の手には缶チューハイやら缶ビール、お菓子やおつまみ、アイスがカゴ1杯に入っていた。
やっとカップルの順番になった時、
「ちょっと聞こえてんのー?」
男が店員に文句を言い始めた。



