理想の男~Magic of Love~

「えっ?」

そうだ、これもだ。

何で彼が私の名前を知っていたのかと言うこと。

何で知ってるの?

どこで私の名前を知ったの?

「何で私の名前を、知ってるんですか?」

正直に聞いた私に、
「僕も小林なんで」

眼鏡の男――小林くんは照れたように笑った。

なるほどと、私は理解した。

「ああ、そうなんですか…」

同じ名字の人に会ったのは、初めてだった。

「それに、藤さんがいつもあなたのことを話していたんです。

“笑顔が素敵な彼女”、だって」

小林くんは続けて言った。