このまま、言葉を続けたらヤバいってそう思うのに 私の口はとまらない。 「私が来て迷惑なら迷惑だってハッキリ言えば良かったじゃん! 自分から呼び出したり、ストラップくれたりするから…… 少しだけ……期待しちゃうじゃん 勘違いしちゃうじゃん!」 私はそれだけ言って部屋を飛び出した。 フられるって、分かってるのに 告白みたいな事しちゃったな……。 私は教室へと戻ってひたすら授業に集中した。 涙が出そうになるのを必死に抑えて前を向いた。