掛け布団を頭までかけて潜りこむ。 シーンと静まり返った部屋が嫌で、無理矢理寝ようとするけれど、 1日中寝ていた私が寝付けるハズがない。 「もう……。」 そう呟いてから勢いよく起き上がり、恋愛日記を手にとった。 いつもは1日1ページしか読まないけど 今日はもう1ページ読んでしまおう。 淋しさをごまかすように私は恋愛日記を開いた。