なぁ。菜知、 行かないでくれよ。 頼むから 他のやつのものになんかならないでくれ。 俺……菜知の事、超好きなの。 大好きなの。 お前の笑顔とか、照れた顔とかみてずっと、 幸せだなって思ってる俺でいてーの。 お願いだから 戻ってきてくれよ…… この先、お前が彼女じゃない環境なんて耐えてく自信ねぇよ どうしたら、戻ってきてくれんだよ。 「菜知……、」 家の最寄り駅について歩いている途中でそう呟くと 悲しみが、俺を支配した。