全員が揃った所で先にいた方の友達が言った。 「全部、話してほしい。 親からほんの少しだけ話は聞いてるの」 そうか……。 私達は幼馴染同然の仲だった。 親同士も仲がよく、しょっちゅう遊んでいた。 きっと、私の母の事だからそんなに深くは話してない。 話すか、話さないか 揺れていた私にぎゅっと手をとられる。 ああ、彼の言っていたやつだ。 人は一人じゃない。 その言葉を思い出し、私は抱え込めなくなった思いを吐き出した。 まず始めは病気になったこと。 それから、どんな病気であるか