一日中勉強だって、出来ちゃうかもしれない。
そんな事を考えていると、私たちの順番が回ってきた。
ほらね、あっという間だったでしょ?
ーー。
ジェットコースターを乗り終わった後、少し喉が枯れた。
「あー楽しかったね!」
「お前叫びすぎだっつーの」
けらけらと笑っている彼を見て嬉しくなった。
もっと、もっと笑って。
その後も彼は、私に何乗りたいか聞いてきたから
私は自分の行きたい所を一通り言った。
途中で休憩を挟みながら、私の言った通りに彼は回ってくれて、
コーヒーカップを乗り終えた頃、辺りは暗くなっていた。


