ああ、本当に…… そんな事まで気付かれていたなんて 敵わない。 すごくうまく隠せていると自分では思ってたのに。 「あのさ、何か辛い事とか、悩んでることがあるなら 無理して笑ったりすんなよ? 別に俺に言えとかそんな事言わねぇから。 寄りかかるみたいに俺に体あずけるだけでいいから」 彼はつくづく甘やかすのがうまい。 私に無理矢理話させたり、自分に頼れとかそんな事は言わないんだ。 ただ、自分に寄りかかって力抜いて休めばいいじゃんって そうやって私を元気づけてくれる人だった。