恋愛日記



彼が笑ってそういう。

私はびっくりして、何も言えなくて

ただ、ただ彼を見ていた。


「本当は夜が良かったけど、

お前家族でも祝うだろ?」

そうやって、私のことを考えてくれるとこが好きだ。

「だから、昼は俺が独占させて……」

そうやって照れながら恥ずかしいことを言う所も大好きだ。

一生懸命働いて私のためにこんな素敵なことをしてくれた

それだけで、泣きそうなくらい嬉しいのに

「もう1つ……あんだけど」

彼は言った。