今は彼は愛情を表現してくれるけれど、 顔真っ赤になってるし、きっとお父さんも恥ずかしいんだろうな。 だからお互いに思っていることが伝えられない。 たぶんそれでぶつかっていたんだと思う。 「でもさ、高校入ってお前の事好きになってから 少しずつ話すようになったんだ。 最初は挨拶からで、それから母さんはどんな人だったとか。 話しているうちに分かるんだよな、 ああ、この人は俺の事ずっと愛していてくれたんだなって。」 そういう風に思えることが素敵だと思った。