恋愛日記


すうっと空気を吸ってから、彼の目を見て、真剣に言う。


「あなたのことが好きです」

その言葉を言った瞬間、周りの音が何も聞こえなくなった気がした。

どきどきと早くなる鼓動が私の体に響く。

今はもう、彼の目を見れていない

すると彼は言った。


「ごめん……俺、好きな人いて

それであの、」

イキナリの告白で驚いたのか顔を隠しながら動揺している彼がいた。

好きな人いたんだ……、
フられちゃったかぁ……。

彼に迷惑をかけないように、なんて言うべきか

そう考えていると


「お前……なんだけど……」


意味の分からない言葉が返ってきた。