「なぁ、涼…」
「何?」
今は3時間目の休み時間
「妃芽ってこのままほんとに昼休みまで寝るつもりなのか?」
「そうなんじゃない?きっと疲れてるんだよ」
朝から眠そうだったしね
「それにしても寝すぎなんじゃ…」
まあ、確かに…
「じゃあ、喜起こせば?」
きっと起こしたら怒られるに違いない…
「おーう、起こしてみるわ!」
まじかよ…
喜、終わったな…ドンマイ
俺は知らないよーだ
「おーい!ひーめー!おーきーろー」
勿論起きないね…
「ひーめー!ひーめー!」
「ん…んあ゛?眠い」
「いや、寝すぎなんじゃ?」
「ああ゛?なんか文句あるかごらぁ!」
やっぱり…
「ヒヒヒヒッヒィ!ごごごごめんなさい」
ドンマイだな…
「こ、怖かったー…もう妃芽無理やり起こすのやめよう…」
「ん、その方がいいと思うよ」
そうしないと命の危険が疑われる…


