-雷都side-
「なぁ?電話の相手誰だ?」
「んなこと俺にだってわかるわけねぇだろ」
あったりめぇだ、外でさっきも電話してたみたいだけど誰なんだ?
電話の相手の声がでかすぎて全部丸聞こえ
「あーそうそう!伶がさー今日ね!」
『伶か、あいつあんなんで理事長なんだもんな
なんかそーぞーできねぇ笑』
伶さんのこと呼び捨て?こいつもか?
さっき電話してた人も伶輝って言ってた
伶さんつながりの知り合いか?
「おうよ♪みんなによろしくね?」
『あぁ!バイバイmy sweet honey♡』
まっmy sweet honey…古い…w
「オエッ…ガチキモいからやめれ!怒
あ、それとも?殺られたい?(黒笑)」
「こっこわっ!」
「やっぱ妃芽って只者じゃないよな!
普通にこえぇし」
たしかに、只者ではない
正体突き止めてやる
あいつは俺らになんか隠してる
『ヒエーッ!妃芽?妃芽ちゃん?妃芽様?
とりあえずおち、つこうか?』
「うん、まず深呼吸!吸って〜吐いて〜…
って!落ち着いているわボケぃ!
ついノリボケツッコミをしてしまったではないか!」
「ブッ…!妃芽やっぱおめぇ最高!」
あぁ、やっぱり想像通りおもしれぇ女だ!